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大学合格実績は三つの指標で評価する(2024年版)

 昨年、「大学合格実績は二つの指標のバランスで評価する」と題した記事を書いた。以下の二つの指標である:

 難関国公立大学現役合格率
 国公立大学現役合格率

 

www.dtline2002.com

 

既卒生を含めた合格率に変更する

 今回、この指標の中にある「現役」の二文字を外すことにする。一浪することで1年間3000時間の学習時間を獲得して、自分が行きたい大学を目指す戦略はありだと思うからである。

 

 分子は既卒生を含めた合格者数とし、分母は卒業生数×(1+浪人率)とする。また、難関国公立大学の範囲を少し広げる:

<難関国公立大学>
北海道、東北、東京、名古屋、京都、大阪、九州、東京工業、一橋、筑波、神戸広島、国公立医学部

 神戸大学はやはり加えるのが妥当だろう。また、スーパーグローバル大学トップ型に指定されていた広島大学も加えることにする。浪人率は時期がズレるが、「神奈川県高校受験案内」の卒業後の進路の情報を使って計算する。

 

3つめの指標を加える 

 以下の大学を準難関国立大学とし、難関・準難関国公立大学合格率を3つめの指標とする。

<準難関国立大学>
横浜国立、千葉、東京農工、電気通信、東京外語

 東京都と神奈川県の公立高校の大学合格実績を評価するローカルな指標である。

 

 三つの指標は以下になる:

 難関国公立大学合格率
 難関・準難関国公立大学合格率
 国公立大学合格率

 

湘南高校の場合 

(旧)難関国公立大学現役合格率 24.0%
(旧)国公立大学現役合格率 36.6%

(新)難関国公立大学合格率 26.2%
(新)難関・準難関国公立大学合格率 35.1%
(新)国公立大学合格率 39.6%
 浪人率28.6%

 

 湘南高校の既卒生は、一浪戦略に成功していることが見てとれる。また、難関・準難関国公立大学以外の国公立大学の合格者が少ないことがわかる。