公立ルートを行く

公立中学校、公立高校で文武両道を目指し、自分のベスト大学に進学する!!

東工大の女子枠はチャンス到来を告げる(学校推薦型選抜編)

東京工業大学(以下、東工大)は、2024年度入試から「女子枠」を設置する。 女子枠設置の狙い 同大学の「令和6年度学校推薦型選抜(理学院、生命理工学院)学生募集要項」の中に、「女子枠設置に託した思い」と題した説明がなされている。一番重要と思われ…

進学重点校の教育課程表その2(横浜緑ケ丘・多摩・小田原)

令和6年度から、神奈川県の学力向上進学重点校(以下、進学重点校)として、新たに横浜緑ケ丘、多摩、小田原の3校が指定された。これで神奈川県の進学重点校は8校になる。この3校はSSH(スーパーサイエンスハイスクール)指定校である。 今回は、この3…

進学重点校の教育課程表で見る教育方針の違い

学習指導要領が2020年に改定され、社会や生活の場で活用できる「知識・技能」、未知の状況にも対応できる「思考力・判断力・表現力」、学んだことを社会に生かそうとする「学びに向かう力」の3つの資質・能力を育成していくことが学習目標に設定された。この…

学校推薦型選抜の出願要件が超エグい!一橋大学ソーシャル・データサイエンス学部

一橋大学ソーシャル・データサイエンス学部は、2023年に新設された学部である。国立大学文系最高峰の一橋大学がこの文理融合型の学部を創設したことの意味は大きいと思う。今回は同学部の学校推薦型選抜の中身を見ていくが、出願要件が非常に厳しい。 学校推…

ユニークな総合型選抜!滋賀大学データサイエンス学部

滋賀大学は、2017年に国内初のデータサイエンス学部を創設した。同学部は、琵琶湖の畔の彦根キャンパス内にある。 以下の記事を参照: データサイエンス学部は文理融合型で時代の最先端を行く - 公立ルートを行く 総合型選抜I【オンライン講座受講型]の概要…

慶応女子と国公立トップ校を併願する背景

早慶附属高校の合格者は二極化している これまでに「早慶附属高校を目指す背景(男子編)」を書いたが、これは早慶附属高校を第1希望にしている生徒の話であった。早慶附属高校の合格者は、男女を問わず、早慶附属高校を熱烈に希望する生徒と、実は首都圏の…

指定校制学校推薦型選抜が狙い目!横浜市立大学データサイエンス学部

横浜市立大学データサイエンス学部(2018年創設)は、この分野の先駆者である。今回は、同学部の学校推薦型選抜と総合型選抜を見ていきたい。 以下の記事を参照: データサイエンス学部は文理融合型で時代の最先端を行く - 公立ルートを行く 指定校制学校推…

データサイエンス学部は文理融合型で時代の最先端を行く

データサイエンス学部の先駆けは滋賀大学と横浜市立大学 2017年に滋賀大学がデータサイエンス学部を創設したのが始まりである。それに続いて、2018年に横浜市立大学がデータサイエンス学部を新設した。 2023年はデータサイエンス学部の新設ラッシュ 2023年4…

国公立大学の学校推薦型・総合型選抜は時代の要請

文部科学省が9月に「令和6年度国公立大学入学者選抜の概要」を公表し、各社からその分析結果が報じられている。国公立大学の学校推薦型・総合型選抜の募集人員の全体に占める割合が23.0%となり、過去最高を更新したようだ。 国公立大学の学校推薦型・総合型…

東工大向きか筑波大向きかで変わる大学受験戦略

親としては、我が子が東京工業大学(以下、東工大)に将来入れるなら、生活費もかからない(神奈川県在住)し、これに勝るものはないのだが、東工大は高くそびえ立つ難攻不落の冬山のように見える。実力がないのにアタックすれば遭難必至である。 東工大の場…